結婚のお祝い・引出物・お返しのマナーと失敗しないお菓子の選び方
人生の大きな節目である結婚。
新郎新婦へ贈る「お祝い」、ゲストへ感謝を伝える「引き出物」、お祝いへの感謝を返す「お返し(内祝い)」。
それぞれのシーンで、お菓子は喜びを添え、感謝の心を伝える大切な役割を果たします。
ここでは、結婚にまつわる進物において、知っておきたいマナーと、喜ばれる選び方のポイントをご紹介します。
1. 結婚祝い(新郎新婦へ贈るお祝い)
新生活を始めるお二人へ、祝福の気持ちを込めて贈ります。
華やかさと特別感:普段自分では買わないような、少し贅沢で見栄えのするお菓子が喜ばれます。パッケージもお祝いにふさわしい華やかなものを選びましょう。
お二人の好みに合わせて:ご夫婦の好みが分かっている場合は、それに合わせるのがベストです。和菓子派か洋菓子派か、甘さの好みなどをリサーチできると良いでしょう。
新生活で楽しめる:これから始まるお二人での生活の中で、仲良く味わってもらえるような、少し日持ちのする焼き菓子や詰合せが人気です。
お菓子のみを贈る場合の金額の相場
友人・同僚: 3,000円~
親戚・兄弟: 5,000円~
結婚式に招待されていない場合や、式より前に贈る場合は、結婚式の1〜2週間前。式後に贈る場合は、新婚旅行や引っ越しが落ち着く1カ月以内に、相手のスケジュールや受け取りやすい時期を考えて贈ると良いでしょう。
2. 引き出物(披露宴のゲストへお渡しする贈り物)
結婚式・披露宴に出席してくださったゲストへ、感謝の気持ちとおもてなしの一環としてお渡しします。ゲストの顔ぶれを考慮し、持ち帰りやすさにも配慮を。
ゲストに合わせた贈り分け:親戚、上司、友人など、ゲストの年齢層や家族構成に合わせて、お菓子の種類や内容量を調整する「贈り分け」が一般的です。
縁起の良さと定番:末永い幸せを願う紅白のお菓子など、縁起の良いものが定番です。
持ち帰りやすさ(重量・サイズ):遠方からお越しのゲストや二次会へ参加される方も多いため、重すぎず、かさばらないお菓子を選ぶのがスマートな気遣いです。常温保存できる焼き菓子が安心です。
引き菓子の相場一般: 1,000円〜2,000円
※メインの引き出物、縁起物、引き菓子の3点セットで用意することが多いです。
3. 結婚祝いのお返し(内祝い)
結婚式を挙げない場合や、式に招待できなかった方、高額なお祝いをいただいた方へ、お礼として贈ります。いただいたお祝いへの「感謝」と「お福分け」
「消えもの」としての安心感:お菓子は食べてなくなる「消えもの」のため、贈られた相手に気を使わせず、どなたにも喜ばれやすい贈り物です。
個包装で分けやすいもの:ご家族で楽しんでもらったり、職場への報告を兼ねて贈る場合は、皆さんで分けやすい「個包装」の詰合せが最適です。
賞味期限(日持ち)の長さ:相手のペースでゆっくり召し上がっていただけるよう、賞味期限が10日間以上ある、焼き菓子がおすすめです。
金額の相場:いただいたお祝いの「半返し」〜「1/3」いただいたお祝いの金額の半分(半返し)〜3分の1程度の金額の品物を贈るのがマナーです。
※いただいた金額以上のものを贈るのは、逆に失礼にあたるため避けましょう。
4.結婚シーンにおける「のし(掛け紙)」マナー
結婚は「一度きりであってほしい」お祝い事のため、適切なのし紙を選ぶことが非常に重要です。
お祝い・引き出物・お返し共通で、紅白の「10本結び切り」(一度結んだらほどけないことから、固い絆を象徴します)
【お祝い】
表書き(上段):「御結婚御祝」 「御祝」
名前(下段):贈り主の氏名
【引き出物】
表書き(上段):「寿」
名前(下段):新郎の姓 & 新婦の姓(または、新郎新婦の連名)
【お返し】
表書き(上段):「内祝」 「結婚内祝」
名前(下段):新姓(下段に新郎新婦の名前を連名で添えるのも丁寧です)


