新盆(初盆)・初彼岸のお供え&お返しマナーガイド
故人が亡くなられて四十九日を過ぎた後に初めて迎える「新盆(初盆)」や「初彼岸」。
普段のお盆・お彼岸よりも丁寧な法要やご供養が行われるため、「お供えに持参するお菓子はどう選ぶ?」「お返し(引き出物)の準備は?」とお悩みの方も多いイベントです。
本ページでは、お供えを「贈る側(参列者)」と「お返しする側(施主)」の両視点から、失敗しないマナー・時期・掛け紙の書き方をわかりやすく解説します。
1. 新盆(初盆)・初彼岸とは?
時期と基本ルール行事名時期の目安特徴・マナーのポイント
【新盆(初盆)】(あらぼん/にいぼん/はつぼん)
7月13日〜16日(東京など一部地域)または 8月13日〜16日(全国的)四十九日後に初めて迎えるお盆です。
親族やゆかりの深い方を招いて法要を行い、お供え物(御仏前)をいただきます。
施主側は手厚くもてなし、返礼品(新盆志)を用意します。※四十九日より前にお盆が来る場合は、翌年が「新盆」になります。
【初彼岸】(はつひがん)
春:3月(春分の日前後)秋:9月(秋分の日前後)四十九日後に初めて迎えるお彼岸です。
新盆ほど大規模な法要をしない場合も多いですが、お墓参りやお寺へのご挨拶、親族での集まりにお供え物(手土産)を持参します。
2. お供え・お返しの金額相場&品物の選び方
【お供えを贈る側】参列者・手土産の場合金額の相場: 3,000円〜5,000円程度(御提灯代やご香典を別に包む場合は、3,000円程度のお菓子が適しています)
お菓子を選ぶポイント:夏場でも安心な「日持ちの長さ」(特に新盆は真夏のため、賞味期限10日間以上あると安心)
個包装で分けやすいもの(集まった親族でお下がりを分けるため、個包装が喜ばれます)
夏らしさ・季節感のある涼しげなお菓子(ゼリー、水羊羹、焼き菓子の詰め合わせなど)
【お返しを用意する側】施主(返礼品・引き出物)の場合
金額の相場: いただいたお供え・ご香典の「半額〜1/3程度」(1,500円〜3,000円程度が一般的)
品物を選ぶポイント: 持ち帰りに負担にならないよう重すぎず、日持ちする「消えもの(お菓子・お茶など)」を選びます。
3. 掛け紙(のし)のマナーと書き方
お供えを贈る場合(参列者)
黒白の結び切りまたは 黄白の結び切り(西日本は黄白が一般的)
表書き(上段):・「御供」(最も一般的)・「御仏前」
名入(下段):贈り主の苗字または フルネーム
お返しをする場合(施主)
黒白の結び切りまたは 黄白の結び切り
表書き(上段):・「新盆志」(または初盆志)・「志」(全宗教対応)・「粗供養」(関西・西日本)
名入(下段):「〇〇家」または 施主の姓/フルネーム
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4. よくあるご質問(Q&A)
Q. 遠方で法要に参列できない場合、お供えのお菓子を郵送しても大丈夫ですか?
A. はい、配送でお送りしても大変喜ばれます。法要の当日〜前日までに届くよう手配しましょう。掛け紙の表書きは「御供」とし、一言ご挨拶の手紙やカードを添えるとなお丁寧です。
Q. 亡くなって四十九日以内にお盆を迎える場合はどうすればいいですか?
A. 四十九日を過ぎていない場合は、翌年が「新盆(初盆)」となります。故人が亡くなられて四十九日以内(忌中)にお盆を迎える場合は、通常通りのお盆の供養を行い、翌年のお盆を「新盆」として手厚く供養するのが一般的です。
Q. 故人が好きだった洋菓子や華やかなお菓子を贈っても大丈夫ですか?
A. 基本的には問題ありません。むしろ喜ばれることも多いです。和菓子が定番ではありますが、「故人様が好きだったから」という理由で洋菓子やゼリーなどを選ぶのは心温まる気遣いです。ただし、パッケージが極端に派手すぎるものは避け、シックな包装や熨斗を掛ける配慮をしましょう。
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